健康と電圧
イオン=+またはーの電気を帯びた原子又は原子団
Atom = neutral (Nucleus=positive / Electron=negative)
when Atom loses Electron, it becomes Positive Ion.
when Atom gains Electron, it becomes Negative Ion. 物質の中には電解質というものがあります。その電解質を水などに溶かすと、イオンを生じます。そこに電気を流すとイオンはそれぞれ電子を放出したりもらったりして中和することになります。これにより電気が流れるわけです。
電圧とは?
電気回路の3要素、電圧、電流、抵抗の関係をたとえて表現すると、電圧=水圧で、流れる水=電流、流れている配管の太さ加減→抵抗と表すと良く表現出来るため使われるようです。以前会社で勉強会したときにその表現にこだわって色々な事を当てはめようとして矛盾が生じて理解できなくなった人がいました。その人に対してある人が、何でも水の働きに変えて表現する考え方が駄目なんだと言いました。この二人は電気初心者でした。この二人の言い分はそれなりに正しいと思います。電気の働き(電流の流れと言っても良いです)を水の流れに表現すると有る範囲まではぴったり合いますが、範囲が広くなると矛盾がおきて理解を妨げます。
さて電流とはそもそも何かを知る必要があります。電流とは、電子(これは非常に小さいですが質量を持った物資です。そして-の電気を持っています。)物質を構成する原子中に-の電気を持った陰子と+の電気を持った陽子が有って同じ電気の量だと差し引き0で電気的な性質は現れません。この原子に色んな力(熱であったり、圧力、光で有ったりします)を外部から加えると電子が外に飛び出し電流となります。陽子しか残っていない原子は+の電気的性質を持ちます。
電子が沢山集まると-の電気的性質が高まり-の電圧が現れる事に成ります。その性質の大きさで流れる電子(電流)の大きさが変化する訳です。電圧や電流は物理的な量ですので何かを基準にしてその大きさが決められています。陽子が沢山集まると+の電圧が高くなるわけです。ここで変な定義が有り、+から-に電流が流れると決められていますが、現実の流れは-から+に電子が流れるのが電流の本質です。
歴史的に実験などで解った電流の流れ様から決められたわけです。+から-に電流が流れると決められましたが、物理学の発展で電子が発見されその流れが電流そのものと知られましたが、既に広く知られ決められた電流の向きは変えられなかったわけです。
水を使った表現で表せるのは直流の場合です。交流を考えると、水の表現では解りにくくなります。電圧の値も直流の場合は一つしか有りませんが、大きさも方向も変化する交流の場合は一般的に表現される実効値(商用電源の100vはこれです)平均値、尖頭値などが有ります。いずれにしても基準が有ります。アースは地球そのものの事で、便宜的に何処で見ても同じ電位と考え基準として使いやすいと言う事だと思います。電気の回路を考えたときは何を基準にするかが大切で○○共通回路と表現してあえて基準を明確にしているものもあります。直流の場合は-電気と+電気が丁度混ざり合って0の電気的性質の現れない部分(大地)を基準として+や、-を考えれば良いと思います。交流の場合は、電圧(電流も)や方向が変化していますので、時間の考え方が加算されます。そうすると水の流れでは全く表現出来ませんので、本質的な電気の考え方が必要です。もう少し勉強を進めると、発電機はどの様にして電気を作っているのか、その作られた電気は正弦波(サイン波)になぜ成るのかが解り、力率というものがどうして出来てしまうのか等、理解が深まります。
世界大百科事典内のクレブスの言及
【クエン酸回路】より
…トリカルボン酸回路(TCA回路),クレブス回路ともいう。イギリスの生化学者クレブスH.Krebsが1930年代の後半に発見した回路。サイトソール(細胞質基質に相当する細胞の分画成分)でグルコースあるいはグリコーゲンから嫌気性条件下で解糖反応系で生成したピルビン酸が,酸化的脱炭酸反応によってミトコンドリアマトリックスでアセチルCoAを生成すると,次にオキサロ酢酸と縮合してクエン酸が生成するステップから,このクエン酸回路が始まる。…
【呼吸】より
…呼吸とは酸素が直接に基質を〈燃やす〉のではなく,基質から奪われた水素が酸素と出会うことであるとの理解が,こうして整ってきた。細胞内で水素を授受する機構については,セント・ジェルジなどもモデルを提出したが,H.A.クレブスのクエン酸回路(1937)が正しい回答をあたえた。第2次大戦後の研究の発展で,呼吸の反応成分はすべてミトコンドリアに局在することがわかった。…
※「クレブス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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